過去の蔵人の気まぐれ日記
2025/01/06(月)
今年も市内は雪が少ない2025年のスタートとなりました。蔵人も正月休みが終わり、洗米や仕込みが始まっています。
今月は純米酒『北窓三友』や様々な吟醸酒を中心に醪の仕込みがあります。
今年の造りも半分を過ぎ、折り返しとなります。疲れが出てくる頃ですが、流行り病などに気を付けながら、無事に造りを終えたいです。
2024/12/11(水)
12月となり急に冷え込む日が続いています。
12/5に麹菌を用いた『伝統的酒造り』がユネスコ無形文化遺産に登録されました。酒造りに携わるものとして喜ばしいことと思います。日本各地で気候・風土に合わせて築いてきたものであり、これからも後世へと継承をしていかなくてはなりません。
新酒『しぼりたて原酒』が発売となりました。やや甘く、瑞々しい軽快な飲み口と、フレッシュな若い味わいとなっています。アルコール度数が19度と高いお酒ですので、飲みすぎにはご注意下さい。
2024/11/03(水)
暦の上ではそろそろ冬となりますが、秋晴れの過ごしやすい日々となっています。不思議な感じがしますね。
11月に入って蔵人も揃い、『しぼりたて原酒』の醪の仕込みが始まりました。いよいよ酒造りが本格化し忙しくなってきます。
怪我・事故なく造りを行い、美味しいお酒をお届けしたいと思います。
2024/10/01(火)
朝晩と日中の気温差が大きく、順応が難しい日が続いています。秋の味覚とお酒を楽しみつつ体調に気を付けましょう。
9月下旬に自社田栽培『はなの舞』の稲刈りが終わり、新酒『しぼりたて原酒』の酒母の仕込みが始まります。
『しぼりたて原酒』は例年通り12月上旬から販売となります。
2024/09/03(火)
今年の造りが3日に『初洗米』を行い始まりました。
今年も暑い夏となり昨年と同様にお米が硬く溶けにくい年だと思います。
お米が硬いと水を吸わないため、麹造りで菌糸が中心に入っていかないこと、蒸したお米が醪で溶けにくいため酵母の発酵に必要なグルコースが少なく醗酵の経過が難しい造りとなりますが、米の味わいを生かした旨味の乗ったお酒を造っていきます。
2024/08/02(金)
まだ梅雨が明けず、ぐずついた天気の八幡平市です。
パリオリンピックが始まり、それぞれの競技で選手の皆さんの熱いプレーにドキドキする日々ですね。
蔵では今年の造りに向けた準備をしています。9月から良いスタートをするためにも、清掃・道具の整備をしっかりと行っていきます。
2024/07/01(月)
今日から令和6酒造年度となります。
今年は梅雨入りも遅く雨の日も少ないため、暑い日が続いていて早くも夏バテ気味な今日この頃です。しっかりと睡眠や食事をとって夏を乗り越えていきたいですね。
水田の稲も大きくなってきましたが、出穂後の気温が高いと米が硬く溶けにくくなり、清酒の味わいにも影響が出てくるので暑すぎる夏でなければ良いと思います。
2024/06/03(月)
『しぼりたて原酒』の酒母、『蔵の舞』に使われる「はなの舞」と「あさむらさき」の田植えも終わりいよいよ除草作業が始まりました。
最近は夏の暑さが厳しい年が続いていまが、無事に育ってくれることを願っています。
2024/05/01(水)
例年よりも気温が高い日が続き、暑さに慣れるまでは疲れや熱中症に注意が必要な日々です。
造りが終わり道具や蔵の掃除・整備をしながら、下旬の自社田の田植えに向けての準備も始まりました。
夏の天候の不安がありますが、来季の酒造りに使う『新米』が良い出来となるように育ってほしいと思います。
2024/04/01(月)
日毎に暖かくなり、例年よりも早く桜が咲きそうな気配です。
今月で今季の造りの最後のお米を蒸して『甑倒し』となり醪を全て搾り、『皆造』となります。多くのお酒は貯蔵し夏を越えて熟成することでより旨味が増し、丸くなっていきます。
コロナウイルスが5類となり、これまで通りの花見をする方も多いのではないでしょうか。お酒の飲みすぎに注意しながら花見を楽しみたいですね。
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